あーびる様,チンネン様、夢無様、リンクありがとうございます(^^)


蝶子、愛しのダメ彼氏に、浮気を暴露しました。
こうまでして蝶子を大切にしてくれる男に、嘘をつきとおせない。
そんな思いで浮気を自ら暴露したのでございます。

黙って何かを考える彼氏。
黙ってうつむく蝶子。

『とりあえず帰りな』
と車を家の前でとめる。







帰宅後、彼氏から電話がかかってくる。
怖くて取れない蝶子。

鳴り続く着信音。
何度も入るメール。







遂に勢いに負け電話をとる。

『はい。』
『あのさ、一回くらいの浮気は許すよ。でもさ、俺が怒ってるのは浮気してたって言った後の蝶子の態度にだよ』
あたしは唖然としたよ。

てっきり別れるって言われるかと思ったのに。
許す?

『なぜ黙ってた?なんで謝らなかった?悪いと思ってないだろ』
『言い訳したくなかった』
『蝶子自分のことしか考えてないだろ』

そんなことをひたすら小一時間。

あまりの剣幕に蝶子、泣いてしまったよ。全く、あんな彼氏、初めて見たよ。



いつもニコニコしてて怒ったりしない人なのに、この時ばかりは怒ってたなぁ・・・。


ちなみに浮気相手は紛れもなく信さん。

『俺に不満があった?』
『ない』
『じゃぁ何で』
『間が差した』
『なんの間?』
『理由なんて無いって』
『じゃあどうして』
『間が差したんだって』
『オレと付き合うのに間が差したんだ?』
『そういうわけじゃない』
『じゃぁ何、オレとのエッチに間が差したんだ』
『・・・』
『そうでしょ』


確かに。
なんで彼氏がいるのに信さんと遊んでたのか。
それは皆さま、良くご存知だと。
だって、巧いんだもん。
あんた、女に潮吹かせれるかしら。


もう立ち直りの蝶子。
でも蝶子、もうひたすらに謝り続けて、泣いて(泣いたような喋り方?)、

『あのさ、俺がどんな気持ちだったか、分かる?』

『怒ってる』

『違う』

『嫌いになった?』

『じゃあさ、俺が浮気したら蝶子、どう思う?』

…そりゃあもう怒りますよ。

『・・・。哀しい』

『分かってんじゃん。オレだって哀しかったよ』







次の日。
蝶子とダメ彼氏は一宮のラブホにいた。
酔った振りして(蝶子、別にビール大きいの2カンあけたくらいじゃ酔えない)甘えモードで『ごめんね』



なんか、優しすぎて可哀想。



その夜のエッチは、なんかいつもとは違っていた。


彼氏も酔っていたんだろう。と思う。多分・・・。


『オレよりあいつ(信さん)のがよかったんだよなぁ?どう良かったのか言ってみ?』

『どこにキスマークつけられたって?』

喘ぐ蝶子をみて、
『コレよりよかったの?』



あのね、ダーリン、信さんは確かに神業だよ。舌も指も死ぬほど気持ちいいの。
だけど、ダーリンの『ギドラ』にはかなわないんだって。
そう、彼氏のペニーはギドラ級なのよ。


いつもは蝶子のペースなんだけど、この日ばかりは嫉妬まみれのダーリンに犯された蝶子でした。

本音で言えば、いつもコレくらいだといいんだけどねえ・・・。





なんて、言わないけどさ。





ごめんねダーリン。
信さんとはしばらく会わないから(切れよ)



懲りない蝶子。





あと5日で遠恋突入。
浮気はしないようにするわ。

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